約 6,680,141 件
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1938.html
【元ネタ】『宇治拾遺物語』、『安倍晴明物語』、『蘆屋道満大内鑑』、アステカ神話、スラヴ神話など 【CLASS】アルターエゴ 【マスター】 【真名】蘆屋道満 【性別】不明 【身長・体重】200cm・110kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷E 魔力EX 幸運B 宝具B 【クラス別スキル】 陣地作成:B 本来はキャスターのクラススキル。 魔術師として自身に有利な陣地を作り上げる。道満の陣地は、陰陽道に関係していると思われる。 道具作成:A 本来はキャスターのクラススキル。 魔力を帯びた器具を作成できる。 高位の陰陽師である道満は、特に式神の作成を得意としている。 対魔力:A 本来はセイバーなどのクラススキル。 魔術に対する抵抗力。 Aランクでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術師が彼を傷付けるのは不可能である。 暗黒の神核:B 完成した悪神であることを現す、『神性』スキルを含む複合スキル。 ハイ・サーヴァント:A 英霊複合体である事を示すスキル。 チェルノボーグ、イツパパロトル、悪霊左府、三体の神霊及び悪霊の力を道満は取り込んでいる。 快楽主義:EX 人類社会の在り方を高らかに嘲笑し、世に遍く人々の細やかな営みを朗らかに蹂躙し、愛を弄び、情を操り、命と尊厳を食い荒らす獣が如き道満の悪辣極まりない思考、精神性が千変万化の刃となったもの。 苦痛さえも快楽とする道満の在り方は、或いはヒトの超越か。 【固有スキル】 リディクールキャット:EX スキル『破壊工作』が進化したもの。 大逆の太陽を戴くアルターエゴクラスの道満は、その指先であらゆる社会を破壊せしめる。 黒き命:A 蘆屋道満は死なず、幾度でも蘇って暗躍する。 英霊・蘆屋道満が本来所持していた『生命続命法』スキル、生命の復活を成し遂げる秘術、及びスラヴの黒き神チェルノボーグの力が合わさったスキル。 『生命続命法』は伯道上人の秘術であり、『安倍晴明物語』では安倍晴明が使用したものだが、サーヴァントとしての蘆屋道満はこれを密かに修め、ねじ曲げた。自己の全てを悪性情報へと変換し、自分自身を情報体としてコピー&増殖し続ける事で、実質的な不死を齎す邪法としたのである。 平安京以前の道満はこのスキルで暗躍していた。 道満の呪:A++ 蘆屋道満が操る呪術、呪詛、陰陽道、法術、等々の超常の技を示すスキル。 蘆屋道満の裔として、天竺は霊鷲山の法道仙人の伝えし仙術の奥義さえ修めるのだと道満本人は宣うが、詳細不明(疑似思想鍵紋を以て思想盤の特権領域に接続、仙術の奥義を行使する、との事だが……実のところ道満は積極的にこれを用いない模様)。 黒曜石の蝶:C+ アステカの暗黒神イツパパロトルに纏わる能力。 対象の力を奪い、著しく衰弱させる。 魔術、呪術に対するカウンタースキルとして英霊・蘆屋道満が本来所持していた『物忌狩り』との複合スキルでもあり、神秘による強化や加護をも無効化させる。 ゲームでは使用されない。 【宝具】 『狂瀾怒濤・悪霊左府(きょうらんどとう・あくりょうさふ)』 ランク:B 種別:対都市宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:400人 時の権力者・藤原道長を呪殺せんとして仕掛けた、都市そのものを殺すに等しい驚天動地なる大呪術の再現。 成し遂げられれば都はたちまち荒れ果て、人々を不幸が襲い、餓死者が往来を埋め尽くす事となるだろう。当然、権力者も滅び去る。 宝具としての呪詛行使にあたり、アルターエゴとしての道満と融合した左大臣・藤原顕光の怨霊「悪霊左府」を一時的に召喚。これによって、術の成功確率をきわめて大幅に上昇させている。 最後に空を覆う暗黒の太陽は、道満の傲慢と悪性の具現であり、アルターエゴの要素として取り組んだ闇の神イツパパロトル神、黒き神チェルノボーグの仮想複合顕現でもある。 【解説】
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/2007.html
【元ネタ】旧約聖書 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】バラム 【性別】男性 【身長・体重】174cm・60kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力A+ 幸運B- 宝具EX 【クラス別スキル】 陣地作成:A 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。 道具作成:B 魔力を帯びた器具を作成できる。 呪術に使用する道具などが作成可能。 【固有スキル】 千里眼(邪視):A 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。 透視、未来視さえも可能とする。 キャスターの場合、邪視を組み合わせることで遠方や近い未来に呪いを送る事が可能である。 高速神言:B 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。 呪術:A+ モアブ王が認める程の強力な呪術の使い手。 キャスターが放つ呪詛は対象を確実に呪う。 また、呪詛を反転させ対象に祝福を授ける事も可能であるが、 神敵として見定められたキャスターは祝福を授ける事はない。 扇動:B+ 数多くの大衆・市民を導く言葉を身振りの習得。 特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。 キャスターは時に魔術による暗示等を混ぜて人々を誘導する。 【宝具】 『魔像以て聖民を征す(バアル・バラン)』 ランク:EX 種別:対衆宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:800人 かつてイスラエルの民達を惑わし、バアル・ペオルを崇拝させたキャスターの所業とバアル・ペオルの神像が宝具となった物。 発動と共に周囲に呪詛を撒き散らし、サーヴァントにダメージを与える事も可能だが、それはこの宝具の真価ではない。 この宝具が撒き散らす呪詛は人々の精神に悪影響を齎し、堕落させていく。 そしてレンジ内の人々の精神の堕落が極限まで達した時、かつてバアル・ペオルを崇拝した者たちを罰した神の怒りが再び地上に降り注ぐ。 神の怒りはサーヴァントすら蝕む疫病という形で具現化し、それはキャスターにも制御はできない。 但しキャスターはいつ神の怒りが降り注ぐのか把握でき、 事前に距離を取るといった対策が可能である。 【解説】 民数記に登場する占い師、あるいは呪術師。ベオルの子とも。 ユダヤの民を邪教へと誘い、ペオルの事件を引き起こした張本人。 一部ではソロモン七十二柱の同名の魔神と関連付けられる。 当初はイスラエルの民の武力を恐れたモアブ王バラクに依頼され、彼らを呪おうと試みたが、再三に渡る神の警告を受け断念。 結果としてバラクの不興を買いつつもイスラエルの民を祝福する託宣を告げた。 しかし、イスラエル人はモアブ人やその同盟国ミディアンの女達と姦淫し、異教神バアル・ペオルを崇拝するという暴挙に出る。 怒れる神は疫病を送り込み、結果として2万4千人が命を落としたペオルの事件と呼ばれる大惨事に至った。 後にモーセは一連の事件をバラムの企みであると断じ、『ヨハネの黙示録』でも偶像崇拝や淫行に奔るようイスラエル人を唆したのはバラムの発案であるとされている。 最期は神の命によりモーセが行った聖絶に巻き込まれ、イスラエル人の剣に斃れた。 タルムードといったユダヤ教の文献では隻眼に加え、片脚に不具を持つ者と伝えられる。 異教徒におけるモーセと評され、神の怒りを占うことが出来た唯一の者とされるなど預言者としての力量が称えられる一方で、 大預言者に比する叡智を備えながらその力に溺れ破滅した彼をラシャ(邪悪な者)、ベロ・アム(人と交わらぬ者)、ビラ・アム(人を滅ぼした者)と綽名し、 邪視、傲慢、強欲の三悪徳を持つ者は皆バラムの弟子であると説くなど、聖書における所業を裏付けるかの如く邪悪な神敵として取り扱われる。
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/100.html
「■■■■■■■■――!!」 「お主のその気迫っ! 全力で応えようぞバーサーカーッッ!!」 狂戦士に挑むセイバー。言葉はなくとも通じ合う漢と漢。 「弱った敵を叩くのは常道でしょう?」 「否。セイバーもバーサーカーもいずれ劣らぬ漢。拙者に下種な真似をさせたくば令呪にて命ずることでござる、マスター」 西と洋。生れ落ちた故郷は違えど通じ合う騎士とサムライ。それは武に生きる漢の一つの到達点。 「わたくしの紅ちゃんはそれはそれは利発でして……ほら、絵の中からでも気品が伝わってくるでございますでしょう?」 「は、はぁ……(帰りたいよぅ……)」 魔術師が拾ったのはらしからぬ暗殺者。まるで実の母子のように絆を深める。 「敵情はこの手に。行きますぞマスター。この『神亀金城(コーロア)』で全てを薙ぎ払ってくれましょうぞ」 出撃する戴神亀城。その姿は正に万の敵さえ畏れさせる不破の城。 「ちぃっ、横合いから殴りつけるとは、やってくれるなアーチャー……。 まぁよい。たかだか魔術師ごとき、この偉大なるファラオたる私が手を下すまでもない」 太陽のごとき王が去ったあとに残るのは、倒れ伏す一人の女と墓標がごとき千本の矢。 「ごほっ……まったく、運がありませんでしたわね……」 「キャスターさん……」 「泣き止みなさいな。せっかくの可愛い顔が台無しでございますわよ、わたくしの新しい娘。 貴女と出会えたことは最高の幸運でしたわ。ここで別れるのは無念ですが、凛とお生きなさい。それが愚かな母の唯一の願い。貴女はしあ……」 事切れる母。残された娘。偽りの家族といえどその別れは何処までも悲しく。 「やめて……やめてよバーサーカー」 「■■■■■■■■――!!」 全身を射抜かれた騎士が角笛を響かせる。魂を捧げて。届け、好敵手(とも)の元へ―― 「ばっ、馬鹿なぁっ!! この『神亀金城(コーロア)』がこうも簡単にぃぃぃぃっ!!」 「貴様は漢の戦いに泥を塗った。覚悟してもらおう、アーチャーッッ!!」 オルランドゥの無念を乗せた拳が、今、不落の城を粉砕する。 「ああもうっ、うじうじしない、しゃんとするっ!!」 「ご、ごめんなさいごめんなさい」 「お、落ち着けって遠坂」 「かかぁ天下なれど、あれはあれでバランスが取れているでござるな、セイバー殿」 「全くもって」 「あなたたち本当に緊張感がないのね」 別れは新たな出会いのために。 母を失った少女が出会ったのは二人の偉大な父親 そして優しい兄と厳しい姉、少し意地悪な親友だった。 「はははははっっ!! この偉大なるファラオの真の力、貴様等がごとき匹夫に凌げるものではないわっ!」 二人の妹を庇って倒れる姉。それを守るため敵わぬと分かって不可能に挑む兄。 「動けるか、ランサー」 「何とか。左腕は使い物にならぬが……」 「俺は弟たちのためにもライダーを倒す。お主はどう思う」 「拙者と同じでござるな。――どうやら、ここが我らの最後の戦になろうな」 後悔はない。この短い戦争の間、姉弟たちに残せるものは残してきた。あとは、前へ突き進むのみ。 「セイバーのサーヴァント、ベイオウルフ」 「ランサーのサーヴァント、本多忠勝」 「「推して参るっっ!!」」 「受けようぞ貴様等の挑戦。ライダーのサーヴァント、偉大なるファラオたるラメサス二世がなぁっ!!」 咆哮する剣と槍。対峙するのは騎乗兵。ここに聖杯戦争最後の戦いの火蓋が切って落とされた。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/3362.html
【元ネタ】三国志 三国志演義 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】周瑜 公勤 【性別】男性 【身長・体重】175cm・69kg 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力C 耐久D- 敏捷A 魔力B+ 幸運B 宝具B 【クラス別スキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 【固有スキル】 微生物学:B++ 細菌、古細菌、原生生物、真菌類など、顕微鏡的大きさ以下の生物に関する知識。 感染症の治療だけでなく、生物兵器など特定の目的の為の微生物の開発、培養をも可能とする。 江南の地は病原多き熱帯地域であり、病原菌の採取に事欠かなかった。 その中には神代、神罰として撒き散らされた“生物兵器”も存在したという。 病原:B 自らの肉体を微生物学の実験台として用いたことによって得た、病弱とは似て非なるスキル。 周瑜の肉体は様々な病原体のコロニーと化しており、その血液を浴びた者は様々な感染症に罹患する。 当然、周瑜自身の肉体も害されており、治療を怠ると喀血する。早世した理由の一つ。 軍師の忠言:A 軍師系サーヴァントに与えられるスキル。 状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。 Aランクであれば不測の事態がなければ100%的中する。 これに対抗するには、正確に分析させない隠蔽能力か、あらゆる分析を打破するレベルの幸運、スキルを持つことが求められる。 美周郎の指揮:A 軍師系サーヴァントに与えられるスキル「軍師の指揮」が変化したもの。 嵐の航海者スキルと融合しており、陸戦であれば諸葛孔明に劣るも、海戦においては勝りうる。 【宝具】 『苦肉一陣(くにくいちじん)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 黄蓋に感染させ、曹操の大船団に疫病として撒き散らされた生物兵器の最高傑作。 古の時代、神罰として撒かれた細菌を元に、周瑜が開発したもの。 保菌者の周囲の気温が一定値を超えると爆発的に増殖。 毒素を放出して致死性を高めつつ、周囲に感染を広めていく。 一方で平温だと無害であり、しばらく時間が経つと体内で自然に死滅する。 効果的な利用には火計など周囲の温度を上げる手段が必要となる。 「戦略兵器でありつつも、 温度による特性の変化故に証拠を残さず、パンデミックも起こさない、人道的な生物兵器」とは開発者である周瑜の弁。 人道とは。 【解説】 三国時代、孫呉に仕えた名将。 眉目秀麗で知られ、後世、美周郎とあだ名される。 若年の頃より名声があり、それを聞いて訪れた孫策と、断金の交わりと評される固い友情で結ばれた。 孫策が袁術の元を離れ、江南の地に割拠せんとの動きを見せると、周瑜は陰日向に孫策の事業を支えている。 盟友・孫策が暗殺に倒れると、その弟である孫権が家を継いだが、 周瑜は孫権に対して率先して臣下の礼を取り、孫権から人々が離反するのを防いだという。 荊州を制圧した曹操が、大軍を率いて江南の地に南下せんとの動きを見せると、諸将は降伏論を唱えた。 しかし、周瑜は魯粛と共に徹底抗戦を主張したことで、孫権は開戦を決断。 曹操から逃れてきた劉備とも共同して軍を編成した周瑜は、 配下の黄蓋の計略を採用して赤壁の地で曹操の水軍を火計で焼き払い、大勝を収めた。 その後は荊州争奪戦に参加し、江陵を攻撃。 名将・曹仁を相手に戦いを優位に進め、江陵制圧を成功させる。 勢いに乗る周瑜は、蜀の地を制圧し、関中の馬超と同盟して、曹操と雌雄を決する『天下二分の計』を発案するが、 蜀遠征の準備中に急逝したという。 孫権は名将の死を大いに嘆き、後に「王佐の資」「周瑜がいなければ皇帝になれなかった」など最大級の評価を与えた。 † 三国志平話や演義では、史実同様優れた武将ではあるものの、諸葛孔明には及ばず、ライバル視する人物として描かれる。 孔明の才幹を孫呉にとって仇となるものと危険視し、暗殺を図るも果たせず、 最期は自身を生みながら諸葛孔明をも生んだ天を呪うというものになっている。 しかしながら、史実において周瑜が危険視したのは劉備の方であり、劉備もまた周瑜を危険視していたという。 正史における周瑜は名将ではあるが、帷幄の謀を武器とする軍師ではなく、国家の大略を決定し、諸将を統率する能力に秀でた司令官である。 戦略面では天下二分の計を発案する一方、 戦術面では、赤壁の戦いでは黄蓋の、江陵の戦いでは呂蒙の計略を採用する一方、自身で計略を発案する事は少ない。 演義のみならず正史の上でも、諸葛孔明と似通ったところのある英雄と言えようか。 【蛇足】 生物兵器を扱うマッドなサーヴァント。 ちなみに諸葛亮の代名詞として知られる道士風の綸巾・羽扇は 元々は赤壁の戦いに赴く周瑜が着る衣装として扱われていたとか。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/1312.html
【元ネタ】日本・史実 【CLASS】セイバー 【真名】足利義教 【性別】男 【身長・体重】不明 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具A+ 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 畏怖:B+ 対峙した相手に強い恐怖を抱かせる。 「万人恐怖」したという将軍の経歴に支えられる威風。 人間の英霊であれば、一時的に警戒心を抱かせるレベル。 カリスマ:B 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、一国の「覇王」としてはBランクで十分と言える。 【宝具】 『神意将軍(しんいしょうぐん)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:2人 4人の候補が選ばれ、3度引いて3度ともセイバーが選ばれたという籤引きに因む宝具。 3ターンの間、自身とマスターの幸運をEXにする。 『日本国覇王(にっぽんこくはおう)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人 朝鮮国王と国書を取り交わす際、名義が天皇を差し置いて「日本国王」 となることに論争があったが、古代中国で武力を以って天下をまとめるとされた 「覇王」に相当すると判断されたことから、セイバーが相手と対等な「日本国王」を名乗った故事に由来する宝具。 対峙したサーヴァントの中に自分より上位のステータスを持った者がいれば、 自身のステータスを同ランクに上昇させる。 『万人恐怖(ばんにんきょうふ)』 ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 生前のセイバーに対する、親任を得た者以外の評価を代表する言葉。 諸侯から市井の人物まで反抗的と看做した人物の命を奪い、時の関白一条兼良にも遠慮しなかったというセイバーの事績に由来する粛清宝具。 相手のサーヴァントが召喚したサーヴァントや軍勢はおろか、 中世日本最大の「結界」内に存在した延暦寺も攻撃したことから、固有結界までも“粛清”し、消滅させる。 【Weapon】 『無銘・太刀』 【解説】 室町幕府六代将軍。元々は天台宗の門跡寺院である青蓮院で門跡を務めており、 その才智から、「天台開闢以来の逸材」と言われ、153代天台座主にまで就任。 ところが五代将軍足利義量とその父である四代将軍足利義持が相次いで病死、 更に籤引きで当選したというのでセイバーが将軍に就任する。 当初は宿老たちの意見も聞かざるをえなかったが、その後若い者は病死して年寄りも 老衰死したためにブレーキがきかなくなり、公家・鎌倉公方・大名・寺社、料理人から茶売りまで 邪魔と思われたものは相次いで粛清するようになって、「悪御所」と呼ばれた。 最後は粛清対象であったはずの赤松満祐の先制攻撃により「犬死」を遂げている。 還俗直後は義宣(よしのぶ)という名前であったが、「世忍ぶ」になるというのを嫌って改名。 王莽、武則天、称徳天皇と、権力志向が強くて成り上がりだと妙に名前に拘るのは東アジアの伝統か。 (称徳天皇は違うが、元々男子の代わり扱いされた立場)
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1117.html
“―――西部には決闘が必要なんだ”ジョー・サンクス 歓楽街を二人の男が歩いている。 一人は小柄な体格、もう一人は周囲全てが振り向くほどの巨漢。 彼らは二人ともごく有触れた服装をしていた。 問題は、それが歓楽街には似つかわしくない、西部劇から抜け出してきたかの様な服装だという事だ。 そして、余人には分からない事だが、彼らはヒトではない。 有り得ない程の密度の魔力で編まれた最上級の使い魔。 座へと至った、偉人達。その一欠片が聖杯により現界した存在、英霊。 その英霊を使役し、聖杯へと至る儀式、聖杯戦争。 此度の戦争に於いて、小柄な男はアーチャー、巨漢はライダーのクラスを与えられ、召喚されていた。 周囲の目を引きながらも意に介さず、彼らは手近なバーへと入っていった。 アーチャーが「まあ、取り敢えず呑もうぜ」と誘ったのである。 「この時代の酒は旨えなあ、オイ。俺らが呑んでたのは、ありゃ何だ?」 「酒は酒さ。呑めば酔う。酔う為に呑むのさ、何も変わっちゃいない」 「ほー、アウトローがいっちょまえに言うじゃねえか、アレか、もう酔いが回ったか?」 「はっはっは、こいつは言ってくれる」 軽口を叩きながらも両者は決して油断などしていない。 こうして呑んでいる最中にも相手が襲ってくるかもしれない。 扉を蹴破って、荒くれが乱入してくるかもしれない。 それが彼らが生きた時代には、ごく当たり前の事だったから。 …油断せずとは言いつつも、結局閉店まで呑み続けた二人は、僅かに白み始めた空の下、郊外の公園に移動していた。 「しっかしお前ほんとにいたのな、話十分の一にしても俺ぁ信じてなかったのによ」 まだ呑み足りないのか、コンビニで買ってきたビールを片手に相手を軽く挑発するアーチャー。 「思いがカタチになるって事だろう。ヒトがいると思えば、いや、いたと思えば、こうしていなかったオレがいる、そんな事が起こるんだろう」 巨漢はその風貌に似合わず存外に哲学的な答えを返した。 「そんなもんか?『デケェの』。そういやお前、どっちかっつーと都市伝説?そんなんに近ぇな」 挑発を続けるアーチャー。いつしかその手には酒ではなく、生前愛用した拳銃が握られていた。 「まあそう言うなよ、『悪漢王』。あの黄金の時代、眩しい開拓の時代の男が二人、ここにいる。 なら、やることは一つだろう?」 挑発に応じるかの様に問いかけるライダー。その手には投げ縄と拳銃が握られている。 「…まぁな。だけどよ、お前早撃ちで俺に敵うと思ってんのか?」 「いいや、それはないな。だが…」 そう言うとライダーはおもむろに天へと銃口を向け、撃った。 と、瞬時にその巨体が掻き消える。 「!?」 「こっちだ」 見るとライダーは遥か頭上へと浮かび上がっていた。 宝具の力で銃弾が起こした風へと飛び乗ったのだ。 「悪漢王、お前さん、風を撃った事はあるかい?」 アーチャーの顔に獰猛な笑みが浮かぶ。 「成程、こいつは素敵だ」 アーチャー、ウィリアム=H=ボニー。通称ビリー=ザ=キッド。 ライダー、ペコス・ビル。西部ホラ話の主人公。 同じ時代に生きた二人は、同時に叫んだ。 「「抜きな、どっちが強いか試してみようぜ!!」」 “―――もう二度と捕まらん、絶対にな!”マヌエル“クチリオ”・サンチェス 「ハァッ、ハアッ、ハアッ…」「……」「……」 摩天楼が立ち並ぶ市街地。その足元、日の射さぬ路地裏を或る一団が疾走している。 姿も大きさも様々な、しかし同じ生物種の一団。野犬達である。 彼らは今、一丸となり獲物を追い詰めようとしていた。 その獲物とはこの摩天楼の主人である筈の存在…ヒトである。 ヒトに捨てられた野犬達は今、嘗ての主に牙を剥き、その身を喰らい、糧にしようとしていた。 不気味な程に統率された動きで獲物を少し広めの行き止まりへと追い詰めた彼らは一定の距離を取って動きを止めた。 「ヒ、ヒイッ!!」 獲物となった浮浪者は野犬達の後ろから、どの犬よりも更に大きな「何か」が来るのを見た。 それは犬ではなかった。狼だ。いや、狼ですらないのかもしれない。 その瞳には知性すら宿っているように見え、魔物といった方が正しいのではないか。 狼は口を開き、群れに止めの号令を下そうとした… 「そこまでよ」 浮浪者はいつの間にか自分の隣に女性が立っている事に気付いた。 女性は風変わりな衣装を身に纏い、その気配は神々しさすら感じる。 「獣の身でヒトを喰らうとは。魔物へと堕してまで生き延びたいのですか」 女性の神々しさに群れがざわつき、統制が乱れかける。 と、狼が唸り声を上げた。 (騒ぐな…) 群れが瞬時に統制を取り戻す。狼はまた低く唸った。 (狩りやすいから狩るだけだ…ヒトも昔に比べ鈍くなった…) 「度し難い…」 女性はそう言うと傍らの浮浪者を放り投げた。 「ファッ!?」 奇声を上げて上昇していく彼は、取り敢えずは自分が助かったのだろうかと判断し、気絶した… 「さて、貴方はどうするかしら?…アサシン」 浮浪者が無事ビルの屋上へ落下したのを察知した女性…キャスターのクラスを与えられた存在はアサシン…狼へと問いかけた。 (何も変わらない…2匹が1匹になっただけだ…狩りを続行する…) 簡潔にそう伝え、狼は再び群れを掌握する。 「……そうですか…仕方ありませんね…」 一瞬表情を曇らせたキャスターの身体が光に包まれ、その姿形を変化させていく。 光がおさまった時、そこには1頭の白いバッファローが立っていた。 突如現れた巨獣に群れが怯える。 「来なさい、『痩せ犬』共」 キャスター、真名をプテサン・ウィ。スー族伝説の巫女。白き聖獣の化身。 「魔物達よ、この地での悪行、この私が許しません。雷に打たれ、せめて安らかに逝きなさい」 (面白い…) 生前狩っていた牧場のウシとは大違いだ。こいつは狩り甲斐がある。 何より捕食者が被食者に後れを取るなど、あってはならない。 アサシン、その真名はロボ。カランポーの古狼。狼王ロボ。 かつて妻、ブランカをヒトに殺された事が元でヒトに敗れ、捕らえられた後食を絶って自害同前に果てた彼は、誇り高き野生の象徴として座へと至った。 そこで生前以上の知恵を授けられた彼は今、一つの願いを持つに至った。 (ブランカ…待っていろ…必ず…お前を…) 彼は一声吠えると群れを従え白牛に突撃していった。 “―――神様! 奇跡だ。見ろよ、銀貨が銃弾を止めたんだ”ゲイリー・オハラ 此度の戦争でセイバーとして召喚された「それ」は困惑していた。 なにせ、自分の目の前にいるサーヴァントの心象風景を塗り潰せないのだ。 見た目はみすぼらしい隻脚の漁師。そしてステータスも見た目通りの程度しかない。 隠蔽の気配は無く、神秘も薄い。 この相手では自分を倒す事など不可能だ。 だが、こいつは自分の影響を退けている。 サーヴァントであれ、人間ならば逃れ得ぬ筈のものに、何故…! 「どけ、俺の狙いは『奴』だけだ。浮気などしたら、『奴』が可哀想だろうが」 あり得ない。妄執一つで黙示の騎士と渡り合うだと…! セイバー、その真名をレッドライダー。黙示録に登場する騎士、戦争の化身。戦火の赤騎士。 その権能は「戦」であり、ヒトを争わせる事こそがその存在意義である。 当然、それ以外の機能など「それ」に備わっていない…本来は。 だが「戦」はヒトが居なければ成立しない。だから「それ」はヒトに影響を強く受ける。 そして今の「それ」はサーヴァントという「枠」に押し込められた存在なのだ。 故に…更に劣化し、結果困惑しているのである。 そんな二人組に、 「おお、そこな騎士殿と船長殿。今日は良い天気だ。一つ、そこのカフェテラスで余と議論をせんかね?」 朗らかに声を掛ける者がいた。 “―――男には信じられるものが要る”ミスター・ノーボディ 白昼堂々凝った軍服を身に纏い、勲章を着けた白人男性だ。 (…何か、また変なのが湧いて出た…)セイバーはそう思った。 「下らん、俺は忙しい。話ならそこの奴とでもするがいい」 船長と呼ばれたサーヴァントはそう言ってさっさと霊体化し、その場を去ってしまった。 「ふむ…中々気難しい御仁じゃなぁ。まあ良い、では騎士殿、参ろうか」 「あの橋は立派だな。余も生前散々架橋せよと命じたが遂に実現せなんだ、全く…」 …訳も分からぬ内にカフェテラスへと連れて来られ、訳の分からない話を聞かされ続けている… (…何をしているのだ…そうだ…戦を…ヒトを戦へと駆り立てねば…) 漸く混乱から立ち直り、己が権能を果たそうとした「それ」は再び困惑する。 (概念が、逆に塗り潰されている!?馬鹿な、黙示の騎士を上回る神秘だと…!?) 「それ」の狼狽に気付いたのか眼前の男はにこやかに笑って、「それ」に告げた。 「ここもまた、今は余の帝都である。愛する我が市民達を戦火に晒す事など、余は到底許す事は出来ぬぞ、騎士殿」 男の正体、それはバーサーカーのサーヴァント。 真名を、ジョシュア・ノートン。 自称、皇帝ノートン1世。メキシコの保護者、合衆国唯一の皇帝。 彼の宝具、『愛し愛された我が帝都』は、結界宝具である。 結界内は市民の敬愛の念が溢れ、彼はこの中ではCランクの皇帝特権を得る。 彼はそれを展開し、周囲の人間を護っていたのである。 「戦」はヒトが争わなければ、成立しない。そして、「それ」は「戦」そのもの、それに依存する存在。 …大河の流れも一滴の雫から始まる。出掛かりを封じられたセイバーは、唯々黙り込むしか無かった。 “―――俺の理念に反する”ガンマン・リンゴー 「待ちなよ、旦那」 橋の上から水面を見つめながら歩いていた先程の漁師に、声を掛ける者があった。 「…何だ」 見ると、その男には顔中に傷痕がある。凄まじい顔面だがそのしぐさは不思議と際だって見えた。 「あんたにいい話があるんでね、こうして探し当ててやって来たのさ。苦労したぜ?何せあんたほぼずっと霊体化して探索してただろ?」 「御託はいい、貴様の素性と、要件を話せ」 大仰に話す男と対照的に漁師はぶっきらぼうに答えた。 「つれないねぇ… じゃ、まず自己紹介からいくか。俺はアサシン、真名をサルヴァトーレ・ルカーニア。ラッキー・ルチアーノっつった方が通りがいいか? 前回の聖杯戦争の生き残りで、あんたに会ったのもそれ絡みさ」 「ふん…ならず者が何の用だ」 あっさりと真名をばらした男に表情一つ変えず漁師は質問を続ける。 「何、あんたが昔闘った『奴』ともう一度闘えるアテがあるってだけさ」 「!?」 それまで終始表情を変えなかった…黙示の騎士を前にしても変わらなかった男の表情が驚愕に変わる。 「今回のアサシンは狼…しかも害獣、反英雄だ。ならあんたが闘った『奴』…『白鯨』だって来る、いや来させる事が出来るんじゃないか?」 「!!」 「今の時代はあんたの頃よりずっといい船も、武器もある。兵隊は俺の部下の『名誉ある男』達がいる。 …あの時の決着を語るより、今から新しい白鯨伝説を創る、てのはどうだ?」 「……」 ラッキー・ルチアーノ。犯罪シンジケートの立案者、合衆国マフィア最高幹部にして組織改革者。 暗黒街へと足を踏み入れていなければ一流ビジネスマンになっていたかもしれない天才犯罪者の口上は続く。 「確かにあんたの伝説は凄い。今こうしてあんたが英霊になってる位だからな。だが、その不朽の英雄譚も『結末がよくわからない』んじゃケチがついたも同然だ。 だからこそその結末の為にあんたは来たんだろうが…どうだい、こっちの案にも一口乗ってみねぇかい?…ランサーの旦那」 「…俺と組む事による貴様の利益は何だ。手駒なら、『名誉ある男』達とやらがいるのだろう。 それに、最終的には貴様と俺が聖杯への願いで争うのではないか?」 徐々に落ち着きを取り戻した漁師…ランサーは再び質問を重ねる。 アサシンはそれに気を良くしたのか、にやりと笑い答える。 「そうだ、此方は手駒が欲しい。俺の部下はどいつも立派な男達だがやはりサーヴァント相手だと分が悪い。 加えて今回のセイバー…アレはやばすぎる。だけどあんたはアレを前に平然としていた。 あんたはアレへの切り札に成り得る。それと…別に俺は聖杯への願いは無ぇ。 あんなもんが無くても俺の願い…俺のシンジケートの再興は充分叶うからな」 そういって不敵に笑うアサシンをランサーは再び無表情に見つめる。 「さあ、俺の話はここまでだ。回答や如何に?ランサー…いや、キャプテン・エイハブ」 アサシンはそう言ってとっくに分かっていたが敢えて口にしていなかったランサーの真名を告げる。 ランサー、エイハブ。復讐の船長、白鯨の宿敵。 彼は静かに考えていた。『奴』ともう一度闘える…あれが…もう一度…… 「…お前の案に乗れば、もう一度『奴』と闘えるんだな?」 「おっ、やる気になってくれたかい?それじゃ「だが断る」…何?」 にこやかに手を差し出そうとしたアサシンの顔に、銛が突きつけられる。 「俺と『奴』の闘いは、俺達だけのものだ。他の誰にも邪魔はさせん。俺の闘いに、貴様は要らん」 簡潔に拒絶を叩きつけるランサー。 「……ああ、そうかい」 瞬時に表情を消したアサシンの手には銃が握られていた。 「じゃあ、交渉決裂だな!!」 言って、即座に銃弾をばら撒く。 だがランサーは既にその場にいなかった。銃口が自分に向く前に、橋から水面へと飛び込んだのだ。 「ちっ、…おしいな」 僅かに悔しさを滲ませた後、アサシンは頭を切り替える。 …取り敢えずは、他の陣営の監視だ。部下にそう指示すべく、彼はポケットをまさぐった。 “―――復讐は冷めてから味わえ”ガンマン・ライアン 水中を泳ぎながらランサーは一人考えていた。 (…あのならず者は中々良い事を教えてくれた。 そうか、もう一度『奴』と闘えるのか、今度こそ完膚無きまでに『奴』を叩き潰せるのか。 否、何度でも『奴』と闘えるのか。そいつは素敵だ、最高だ。) いつしかランサーの表情は復讐者だけが浮かべる歓喜に染まっていた。 そして、その高揚した精神のまま、彼は今後の戦略を考える。 (…ならもっと此方も準備をせねばならんな…) 少し考えて、魔力を練り上げる。 (……来るがいい……) …やがて、海底から何かが上がってくる。 それは、船…帆船だった。 ぼろぼろになった帆船、それが海底から物凄い速度でランサーめがけ、昇り…いや疾走してくる! そしてそれはランサーを乗せると遂に海上へと浮上した。 「来たか…我が捕鯨船…ピークォド号」 無論船には嘗ての船員達も乗船していた。全員、戦意に満ち満ちている。 真の意味で船長へと戻ったランサーの銛に再び聖エルモの火が灯る。 それらを満足そうに眺めた後、ランサー、キャプテン・エイハブは叫ぶ。 「さあ行くぞ、待っていろモビィ・ディック!!!」 はいという訳で再び勢いだけで書き上げたSS(嘘予告)でした! もうね、レッドライダー先に書かれてしまったのがショックで三割くらい書いてほったらかしにしてしまってた原稿引っ張り出して台風の中、1日で書きましたよ! 当然イロイロとアレ!!ちなみに冒頭のアレらは全部マカローニウエスターンのセリフです。あんまり観た事ないけど… で後亜米利加と銘打ってるのにセイバー居ないでやんの!!誰かジョージワシントンたんくらいでセイバーつくってくださいよぉ!! だから亜米利加だけど1名亜米利加じゃないという結果に…ある意味タイトルごめんなさい… そんでもって勢いだけで書いた結果船長がやばい事に…船追加しちゃった!わーい!! しかし亜米利加だけにすると7名中6名が近代になっちゃうというとんでもなさ。神秘、薄! 以下各鯖の説明(という名の脳内妄想) セイバー:レッドライダー EX級宝具持ちのクセに妙に扱いの悪いセイバーさん。 ステが周りで変動して上がってくってことは召喚直後に首根っこ抑えとけばどーにかなるんじゃね? と思ったのが劇中描写の切っ掛けです。 完全に争いの無い世界だよーってどこぞの妖精が人類滅亡後にほざいてたんも参考にしました。 まあ元が強いからやられになるんはしょんなかね。 ランサー:エイハブ 白鯨絶対殺すマン。 書いてる内にどんどん長くなってしまった船長。 某SSで非力面子にいたんが妙に印象に残ってたんも原因か? 超解釈で白鯨絶対殺すの一念で以て黙示の騎士を退ける。すごいぞ船長。 まあ向こうの召喚直後以外は瞬殺だろうなあ… アーチャー:ウィリアム=H=ボニー 皆大好き早撃ち悪漢王。 ぶっちゃけキャラは先人の方々のSSまんまです。 先人のSS書きの皆様、ありがとう、そしてごめんなさい… ガンマンの英霊同士の撃ち合いはきっととってもかっこいいのでしょうが、 筆者は戦闘描写が苦手なのでカットカット(嘘予告だし) ライダー:ペコス・ビル 某夢の国は一切関係ありません。 以前なんかのSSで見たなーとwiki漁ってみたら…ペレロフォンと闘ってる! でも彼のページにSSへのリンクが無い…カワイソス んで「銃弾が起こした風に乗る」ってアイデアはまんまそのSSからです!ハイ! だって…かっこよかったんだもん… アサシン:ロボ 狼。多分お手はしない。 聖杯に知恵つけてもらって生前よりパワーアップ。 野犬をカリスマで従えて夜の街で人間狩り…怖いけど他陣営に瞬殺されそう… 願いは奥さん生き返らして静かに暮らす事。 願いはまともだし何だかんだ言う事ききそうだけど勝ち目あんのかこいつ… バーサーカー:ジョシュア・ノートン サンフランシスコのマスコット皇帝。世が世ならゆるキャラかな? 戦火が広がる前に封じ込めにかかるという超解釈で赤騎士抑えさせたけどちょっと強すぎただろうか… ちなみに劇中で今は余の帝都って言ってますけど実際にサンフランシスコ市は大阪市と姉妹都市提携をしてます。 冬木のモデルである神戸市じゃないのがちょっと残念… しかしこいつもこいつで勝ち目ねーなー… キャスター:プテサン・ウィ そこまでよ!!(AA略 なんと赤騎士除いて亜米利加で1番古い鯖というとんでもない状況。 しかし書いてて思ったけどバッファローへの変身とか色々考えてたら 何か魔法少女っぽい決め台詞を言わせてしまう事に…ま、いいか身長でかいけど ん、なんか雲が黒くなってきたな… 居残りアサシン:ラッキー・ルチアーノ 没後百年経ってないんで神秘薄々、宝具は神秘ダダ漏れという素敵な鯖。 前回からの生き残りなんでその間にどんどん勢力広げて聖杯戦争を待ってた、っていう事にしてます。 しかしどうなんですかね、関係者とかまだ生き残ってそうなんですけど、やっぱ復讐優先にするのかしら。 悪のカリスマ的なもんがあったんでしょうけど何か小悪党になっちゃった…スンマセン 前回をどう生き延びたの?とかは各自で妄想してくだしあ 以上です。少しでも楽しんで頂けたのなら幸いです。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/831.html
【元ネタ】民間伝承 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】ぬらりひょん 【性別】男性 【身長・体重】150cm・40kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具A+ 【クラス別スキル】 気配遮断:- サーヴァントとしての気配を絶つ。 暗殺者ではないためスキルは失われている。 【固有スキル】 単独行動:A マスター不在でも行動できる。 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。 水棲:E 水の抵抗を受けずに活動できる。 海坊主の逸話から。 妖怪王 ぬらりひょん専用スキル。 サーヴァントとしてはもちろん、敵としてさえ認識されない。 敵陣に乗り込んで顔を突き合わせようと「そこにいて当然の存在」と誤認される。 ただし攻撃態勢に移るとスキルの効果は解ける。 Aランク以上の認識操作解除などのスキルがあれば低い確率で看破できる。 【宝具】 『百鬼夜行』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:??? 最大捕捉:??? 妖怪の総大将として鬼や妖怪を集めて行進する。 夜間にしか発動できないが、一度発動すれば全軍を破壊されない限り日が昇るまで消滅しない。 ほとんどが幻想種なので魔術による抵抗はあまり意味を成さないが、妖怪という性質上、法術は有効。 【Weapon】 『無銘・脇差』 【解説】 妖怪の総大将で有名な妖怪。 古典の妖怪絵巻に、特徴的な形状をした禿げ頭で、上品な着物もしくは袈裟の姿の老人として描かれている。 忙しい夕方時などに、どこからともなく家に入ってきて、お茶を飲んだりするなどして自分の家のように振舞い、 人間が見ても『この人はこの家の主だ』と思ってしまうため、追い出すことができない。 海坊主としては、瀬戸内海に浮かぶ人の頭ほどの大きさの球状の妖怪で、 捕まえようとすると沈んだり浮かんだりを繰り返して人をからかうという伝承がある。
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/335.html
【元ネタ】マハーバーラタ 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】アシュヴァッターマン 【性別】男性 【身長・体重】166cm・64kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A++ 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 先制攻撃:B 戦闘で先手を取る能力。 戦闘開始ターン(1ターン目)のみイニシアチブを取る事を可能にする。 マントラ:B 主にインドで独自発展を遂げた魔術体系。 サンスクリット語の聖言を用いて魔術を行使する。 アシュヴァッターマンはドローナの下での修行時に習得した。 【宝具】 『陽光宿す天の双翼(ヴィマーナ)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:- アシュヴァッターマンの駆る古代インドの空中機動兵器。 水銀を燃料とする太陽水晶により太陽エネルギーを発生させ駆動する。 思考と同じ速度で移動し、急激な連続方向転換を可能とし、 太陽エネルギーを連続した弾丸として放出する機構を両翼に備える。 『獄炎秘めし災厄の矢(アグネア)』 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 アシュヴァッターマンの持つ、戦争において禁忌とされる一つの矢。 “万の太陽”とも称されるほどの膨大な炎と熱と光、命を蝕む悪性の呪力を内に秘めている。 射出され天空へと到達すると同時に、呪力が黒雲となってレンジ内に広がり、 毒、麻痺、石化などの肉体的バッドステータスを引き起こす黒い雨を降らす。 それと同時に炎と光の柱も降り注ぎ、無差別にあらゆる物を破壊してゆく。 この炎は岩石をも蒸発させるほどの熱量を持ち、 光はあらゆる生物を灰へと変えてしまう毒性を持つ。 戦場において地獄を顕現させる、神々ですら嫌悪する矢である。 『瑞験の星月(カウラヴァ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 アシュヴァッターマンの額に、生まれた時より付いていた宝石。 大気中のマナを吸収し、身に着けている者に魔力を供給する。 また、戦闘時には供給された魔力を幸運に変換することが可能。 より窮地に追い込まれるほど変換効率はそのままに、 より優先的に幸運を呼び寄せることができる。 この宝具は、アシュヴァッターマンの意思で他者に譲渡することができる。 生前は、敗北を認めたときにこれを譲り渡した。 【Weapon】 『無銘・剣』 アシュヴァッターマンの愛用する剣。 パーンドゥ陣営に夜討ちを仕掛けた際には数多の命を散らした。 『無銘・弓矢』 アシュヴァッターマンの愛用する弓矢。 この弓からあの悪夢のような『獄炎秘めし災厄の矢』が放たれた。 【解説】 マハーバーラタの戦争で生き残ったクル家の王子の1人でシヴァ神が宿った屈強の戦士。 パーンダヴァ五王子とカウラヴァ百王子に武芸を教えた師、ドローナの息子。 2人の王子間による大戦の際、百王子軍に参戦する。 五王子軍の軍師クリシュナの姦計により、 父ドローナはドゥリシュタドゥユムナに殺され、百王子軍もほぼ壊滅。 復讐に燃えるアシュヴァッターマンは、 クリパ,クリタヴァルマンと共にパーンダヴァ陣営に夜襲をかける。 まず自分の父を殺したドゥリシュタドゥユムナのテントに入り首を刎ね、 陣内にいる者を皆殺しにした。 そして戦争のあらゆる掟を破り、ヴィマーナからアグネアの矢をマントラと共に放ち、 五王子、クリシュナ、サーティヤキらを除く五王子軍を全滅させる。 【出演SS】 影の薄いサーヴァント達の愚痴 バベルの塔の狸 Fate/MINASABA 20th
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/2050.html
メアリー -- 2017-05-18 15 34 22
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/300.html
【元ネタ】『カピストラノの疫病神』 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】ディエゴ・ベガ 【性別】男性 【身長・体重】175cm・70kg 【属性】混沌・善 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【固有スキル】 騎乗:C 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、 野獣ランクの獣は乗りこなせない。 心眼(真):C 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 正義の印:B 弱きを助け、強きを挫く英雄としての本質を示すスキル。 属性・悪と対決する際、筋力と敏捷のパラメーターを上昇させる。 佯狂:A 周囲を欺く自我の偽装。 十年もの間、無能を装っていた行為が、魔術の域まで昇華したもの。 相手が判定に成功するまでディエゴ・ベガをサーヴァントとして認識させない。 【宝具】 『漆黒の覆面(マスク・オブ・ゾロ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 ヒーローたるゾロの象徴である漆黒の覆面。 これを着用することにより、亡霊ディエゴ・ベガから英霊ゾロへと切り替わる事ができる。 宝具を使用している間、着用者の筋力と敏捷、幸運を1ランク上昇。 さらにステータスを隠蔽し、ディエゴ・ベガとしての気配を完全に隠匿する。 『英雄は語らず名を残すのみ(カース・オブ・カピストラノ)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:30 最大捕捉:1~30人 ヒーローたるゾロの矜持。刻み込むサイン。 「Z」のサインをどこかに刻み込む事で発動できる宝具。 範囲内の友軍の士気を高揚させ、精神的なバッドステータスを無効化する一方、 特定個人に直接刻む事によって、対象へと「恐怖」を与え、同時に重圧をかける。 この効果自体は勇猛などの精神防御スキルで抵抗、軽減する事が可能だが、 対象が悪属性を保有している場合、判定の難易度は上昇する。 【Weapon】 『無銘・サーベル』 ゾロの愛用した業物のサーベル。 数多くの決闘で用いられた。 【解説】 通称を怪傑ゾロ。 作家ジョンストン・マッカレーによる『カピストラノの疫病神』の主人公。 モデルは反乱軍の指揮者ホセ=マリア・アヴィラ。後年、多くの覆面ヒーローの原型となった。 漆黒の覆面に黒い外套を纏って風のように現れ、 弱きを助け強きを挫き、 圧政者から民衆を救う、最強の剣士にして大盗賊、そして真の紳士と謳われた義賊である。 賞金首のお尋ね者であり、傲慢な地主や横暴な役人などから金品を盗んで貧しい人に分け与え、 虐げられる人々を守って軍人相手に切り結び、一度として捕われる事無く逃げ延びた。 1対1のフェアな決闘を好み女性を尊ぶ紳士にして、卓越した乗馬と剣の腕を誇る剣士。 その正体こそ、総督も逆らえない大地主ベガ家の長男、ドン・ディエゴ・ベガであった。 15歳の時に虐げられている人を救うと決意し、夢想家で臆病で軟弱な青年として振舞いながら、 十年をかけて密かに剣技、乗馬、武術などを学び、徹底的に自らを鍛え上げてゾロとなったのだ。 その二面性は見事なもので、最後に彼自ら覆面を外すまで、誰もゾロの正体に気付かない程だった。 ちなみにゾロのシンボルとして知られているのが、有名な「Z」のマークであるが、 彼が現れた後には、石壁や床などに必ずそのサインが刻まれているという。 またゾロ曰く、それは「決して離れぬゾロの印だ!」との事で、 卑怯な振る舞いをした敵対者の額などに剣先で刻み付けることもあった。